2014年02月23日

伝統的家庭料理「煮しめ」 青森県東北町

jujuの月誕生日の8日には、煮しめを作ることにしている。

IMG_6412 (1024x861).jpg


我が家の煮しめは、七戸町の本家「中吉」の作り方を、今でも忠実に守っている。
材料は、焼き豆腐、こんにゃく、油揚げ、にんじん、ごぼう、フキ、ワラビ。

中でも、焼き豆腐、こんにゃく、油揚げは、野田食品店で売っている工藤食品製造に
限る。

IMG_3664 (1024x1024).jpg

IMG_3667 (1023x1024).jpg


だしは、煮干とコンブ。焼き豆腐、油揚げ、こんにゃくは、切っても洗わずに鍋に入れる。
こんにゃくは、約1cmの厚さに切ったら、真ん中に包丁をいれて「くるっと」
させる。(説明が難しい)

大なべに、煮干、コンブ、しょうゆを入れて一旦火を入れて煮液を作る。
鍋の下に、にんじん、ごぼうを入れ残りも全部入れて、煮立たたないように煮る。

IMG_3677 (1024x1024).jpg


作った当日は、味がしみ込まずに美味しく有りません。
翌日・翌々日と何度も暖めなおしをすると、それこそ”煮しまって”美味しくなる。

気の利いた器が無いので、スープ皿に盛り付けてみました。

IMG_6412 (1024x861).jpg

この日は、煮立たせてしまった為に汁がにごってしまいました。

jujuとnanaは煮しめが大好きで、よく人から「としょりくせのあ好きだあ〜」
と言われます。



posted by koji at 18:49| Comment(0) | 料理

2013年11月26日

スモークサーモン作り2 青森県東北町

良い具合に乾いたサケを、いよいよスモークします。
スモークには、ホットスモーク(温薫)とコールドスモーク(冷薫)が有り、
スモークサーモンは後者でやります。

桜の薫材

IMG_5477-2.JPG


久々登場の二代目手作りスモークボックス。
初代はダンボール製で、サンマのホットスモーク中に全焼させてしまった。

IMG_5480-2.JPG


薪ストーブの中に、事務所のストーブから取った赤々とした「おき」を入れて
その上に桜の木を置く。

ストーブの火力調整用の吸気口を閉じて酸欠状態にする。
こうすると桜の木が燃え上がらない。

もう煙が出ていますね。この状態で約2時間スモーク。
今回は温度管理はアバウトでやりましたが、基本は庫内に温度計を入れ30度
以上にならないようにする。温度が上がると焼きサーモンになります。

2時間後、甘い香りと良い色がついた。

IMG_5483-2.JPG


IMG_5490-2.JPG


スモークの香りが身に浸みて、味と身自体を落ち着かせる為冷蔵庫へ。
でも、出来立てをスペイン料理の店「エスパーニャ」のオーナー、ブンちゃんに
食べさせたくて夜持っていく。

「ちょっと、沼(小川原湖)の香りがするけど美味い!」と褒めてもらいました。

我が家では、翌日の夕食にいただきました。

IMG_5514-2.JPG


少しお皿が小さく、盛り付けが粗いですがまあ良いでしょう。
塩加減、桜の甘い香りの付き具合はOKだったが、身がちょっと柔らかだった。
風乾をもっと長い時間やっても良かったでしょう。

でも、味は☆☆☆。
白ワインがすすみました。






posted by koji at 19:25| Comment(0) | 料理

2013年11月25日

スモークサーモン作り 青森県東北町

3枚におろしたサケの中骨はアラ汁用にぶつ切りにする。
半身2枚に強めに塩をして冷蔵庫で一晩休んでもらう。

翌朝、鍋に水を入れて塩抜きを約2時間する。
こうすることにより、サケの全身の塩味が均一になる。

IMG_5462-2.JPG


カラスやネコに盗られないように注意して風乾する。

IMG_5466-2.JPG


この季節、日中の気温が10度まで上がらないので鮮度が落ちる心配がない。
風乾時間は、約7時間。風が強かったので、良い具合に乾いた。

IMG_5475-2.JPG


翌日燻製です。



posted by koji at 19:13| Comment(0) | 料理