2017年11月03日

第4回一人バードソン7 ウミネコかと思ったら猫だった 青森県東北町小川原湖野鳥

平成29年10月22日(日)
小川原湖湿原近くの船溜まりで、狙いのオオタカを見ることができ一安心。
小川原湖キャンプ場に戻る途中、本村船溜まりに寄るが初見はなし。
遠くにサギが見えたので、コサギかもと思い撮るがダイサギだった。
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カワウが一言、初見がなくてカワウそう。

小川原湖キャンプ場に戻るが、湖に見えたのは朝と同じ顔ぶれ。湖がだめなら
防風林で樹上の鳥を探すしかないと思い車を降り林に入る。木々を見上げながら
林の中を歩くが鳥の影も見えない。帰ろうとすると遠くの草の上に白いものが
見えた。まさかウミネコが草の上にいるわけないだろうと近づくとただのネコだった。
紛らわしい所に居やがってと思いカメラを向けると、「な、な、何よ」と言いたげに
腰を浮かせてこちらを見た。
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小川原湖防風林では、白い猫の初見があっただけで収穫ゼロ。
残るは七戸川の北側にある土場川と栄沼防風林の二か所。狙いはノスリだ。
ノスリ、ノスリとつぶやきながら川と林を約1時間見て回るが又しても収穫ゼロ。

いよいよ、もう初見は無理かと思ったが、ハット閃いた。工場に戻ればあのフン害
で悩まされているハトがいるかもと考え一旦帰る。いつもは、追い払っても工場の
中に入ってくるハトがいない。平和の象徴のハトを棒で追いかけまわした罰が当たっ
たのだ。
事務所に入り、コーヒーを飲み2時間半も初見がなかったので「今日はもう終わりだな」
と思う。この時点で今日の初見は37種(宮さんから発見してもらった3種はまだ知らない)
だった。あと3種で40種、もう少し頑張ってみるかと思い、再度湖に行った。
狙いはミサコだ。

湖岸道を行くとトビにに通せんぼされた。
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車を降りて行くと、遠くに白っぽい鳥のようなものが棒に止まっているように見えた。
双眼鏡で覗くとミサコだ。

15時0分 41、ミサゴ タカ目タカ科
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この後、1時間以上小川原湖を見て回ったが初見はゼロ。辺りが暗くなり、
写真も撮れなくなったので16時15分にギブアップ。今回は、朝6時から
10時間15分で41種の鳥たちを見ることができた。当初は、38種でフィニッシュしたと
思っていたが、野鳥研究家の宮彰男さんに写真の中から3種を見つけてもらい合計
41種となった。宮さん、ありがとうございました。





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2017年11月02日

第4回一人バードソン6 三沢漁港と言えば 青森県東北町・三沢市小川原湖野鳥

平成29年10月22日(日) 雨 気温14度
大量初見を期待した仏沼で見たのはたった1種。気分は天気のようにどんよりして
暗くなる。でも時間はまだたっぷりある。気を取り直して次の目的地の三沢漁港に
向かう。三沢漁港と言えばクロガモだが、もう渡来しているかちょっと心配だ。

台風21号の接近に備えて、漁船は舫綱でしっかりと固定されていた。
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クロガモしか眼中になかったのに、出迎えてくれたのはイソヒヨドリくん。これは
幸先いいぞ。
11時58分 34、イソヒヨドリ スズメ目ツグミ科
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防波堤の中を見回すと黒い鳥が一羽だけ見えた。双眼鏡で覗くとくちばしが黄色い!。
クロガモだ!
11時59分 35、クロガモ カモ目カモ科
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人慣れしているのか根性があるのか、近づいても逃げる素振りもしない。
12時02分 36、ウミネコ チドリ目カモメ科
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防波堤の上で何かを食べていたのはカラス。このもっこりくちばしはハシブトガラスだ。
12時12分 37、ハシブトガラス スズメ目カラス科
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ハシブトガラスに獲物を奪われ現場を退散するセグロカモメ
12時14分 38、セグロカモメ チドリ目カモメ科
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この後、漁港の中を一周したが初見の鳥を見つけることは出来なかった。
でも、1種の予想が5種も見られたので良しとしなければ。
ありがとう、三沢漁港。
次の目的地、小川原湖三沢キャンプ場に向う。
湖にいる鳥は、上北側のキャンプ場で見た鳥ばかりだ。湖がだめなら樹上だと、
キャンプ場の中の木々を首が痛くなる程見上げて鳥っこを探すが収穫ゼロ。

三沢キャンプ場を後にしてスタート地点の上北キャンプ場に向かう。
途中、以前オオタカを見たポイントを思い出し、今は解体されて無くなったが
米軍三沢基地「象の檻」の北側の湖岸道に出る。「小川原湖湿原」の標識が
ある近くの船溜まりから、対岸の木にトビが数羽見えた。双眼鏡で覗くと一羽だけ
少し小さい。色も少し違う。ひょっとしてオオタカか!

13時21分 39、オオタカ タカ目タカ科
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近くの木からこちらをじーっと見ていたのはキジバト
13時33分 40、キジバト ハト目ハト科
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この後、スタート地点の上北側小川原湖キャンプ場に戻った。
続く


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2017年10月30日

第4回一人バードソン5 仏沼 青森県東北町・三沢市小川原湖野鳥

平成29年10月22日(日)
六ヶ所村むつ小川原港で初見が7種あり、朝からの合計が32種となった。
時間的には余裕があったが、見られる可能性のある鳥は見てしまったので、
今日の目標50種は厳しいかなと思った。次の目的地の仏沼は野鳥の宝庫だ。
仏沼に仏様がいたら、少なくとも5〜6種、否10種ぐらいの鳥っこに会わて
欲しいと願いつつ仏沼に向かった。

三沢市北部にある「仏沼」は、ラムサール条約登録湿地。
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ここのヨシ原は、小川原湖と太平洋に挟まれた所に位置し全部で222ヘクタールの
広さがある。
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ヨシ原の中でエンジンを止め、周りを注意深く見ても鳥っこの気配を感じない。
耳を澄ましてもさえずりさえ聞こえない。やはり雨降りだと鳥も雨宿りして
出てこないのだろうか。
 次の目的地の三沢漁港に行こうと車を走らせると前方の電線に鳥が一羽見えた。
スズメかカワラヒワだと思ったが念のためパシャリ。
ディスプレーで拡大してみても判別不明。後日野鳥研究家の宮さんの見てもらった
ところオオジュリンと判明。宮さん、ありがとうございます。

11時19分 33、オオジュリン スズメ目ホオジロ科
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仏沼での初見はこのオオジュリン1種。仏沼の仏様にすがったがあっさり
見放された。今年のお盆に寺参りした時、お賽銭の小銭がなかったので
隣の人に合わせて、から手で入れたふりをしたバチが今当たったようだ。
続く

posted by koji at 19:13| Comment(0) | 野鳥