夕方家に帰ると、オモチャ、絵本、DVD、お菓子の包み紙等すさまじい散らかし様。
台所に行くとギャーッ!。お米、ボウル、ザル、お玉等、正に足の踏み場がない位散乱。
そして調理台の上には、透明な回転式水切ボウルの中に入った、しょう油色のお米。
そばには、空になったウースターソース一本と、2500円もしたハチミツの空き瓶。
「お父さんたち帰るの遅いから、nanaが晩ご飯の仕度をしてあげたから」
「うーん ありがとう、このソースは?」「全部入れたの」とnana
「ハチミツは?」「全部入れたの」「うーん 甘くておいしそうだね、せっかくだから
炊いて食べよう」「うん」とnana。
炊飯器のスイッチを入れややすると、ウースターソースの香りが湯気と共に漂う。
自慢気なnana

「さあ炊けた、皆で食べよう」と声をかけても、二人ともテーブルに来ない。
HGに、「じゃ二人で食べよう」とお皿に大盛りに。照りもよく、ほんとにおいしそう。

「いただきま〜す」と、初めてのウースターソース味ハチミツ入り炊き込みご飯を口に・・・
「甘ーッ」でも食べられなくはないなと二口三口食べると、HGが、「アレッ 何かガリッと噛んだ
、変な味」すると私もガリッと何かをかじる、そして変な味。「nana 何かご飯に入れた?」
「・・・」そういえば掃除をした時に透明なビーズのようなものがあったのを思い出し、床を良く見
ると、なんと乾燥剤シリカゲルの破けた空き袋。「juju これどうしたの?」「nanaが開けてちょう
だいって言ったから開けたよ」シリカゲルの空き袋を持って、「nana これどうしたの?」
「入れたよ」とアッサリ言う。その時話を聞いていたHGが、「オエーッ」とトイレに駆け込んだ。
その後、nanaが「今度は私の料理ちゃんと食べてね」とフルコースをセット。

ありがとうnana
食後のコーヒーを用意するnana

炊き込みご飯、可愛いじゃないですか。(^^♪
やっぱり女なの子ですね。いいですね〜。
ご飯を作ってあげたいという気持ちが何より美味しかったでしょうね。
シリカゲルが入っていなかったら、、、。
ちょっと惜しかったですね。(^^♪
食後のコーヒーはきっと格別だったでしょう。(^^♪心温まるお話しありがとうございました。
二年前の今日頂いたコメントのお礼です。
(お返事出さずに失礼しました)
ウースターソースの匂い、ハチミツの甘さ、シリカゲルの微妙な味、今でもあの炊き込みご飯を思い出すとオエッー!となります。