小川原湖の湖岸道を1時間走っても初見の鳥っこに出会えなかった。
焦る気持ちを抑え、むつ小川原港に向かった。
むつ小川原港の防波堤から見る海は、グレーの厚い雲に覆われ荒れていた。

9時39分 26、オオセグロカモメ 背の色が濃いのでオオセグロでしょう
セグロカモメとの判別が難しい

防波堤からぐるりと海を見回しても鳥がいない!太平洋に来て初見が1種だけかよ〜、
とテンションが下がったが、以前野鳥研究家の宮彰男さんから聞いた「鷹架C埠頭」
に行って見ることにした。雨が止んだので車から降り浜に出た。

9時59分 27、ウミウ カワウとの違いは、くちばしの付け根の黄色い所が
後方に向かってとがっている。(分かるかな)

カワウしか見当たらないので、もう少し岸まで行こうと歩き出したらなんと
目の前にびっしりと鳥ちゃんがすぐだまっていた。踏みつぶしそうなくらい
近くだったので、静かに後ずさりしてまずはパシャリ。そして図鑑を開き、
目の前の鳥っこを調べる。どうやらハマシギのようだ。
10時02分 28、ハマシギ


10時09分 29、シロチドリ (今、間違って尻血鳥と入力してしまった=バカだ!)

ここの砂浜で見たのはウミウ、ハマシギ、シロチドリの3種と思っていたが、後日
これらの写真を野鳥研究家の宮彰男さんに見てもらったらなんと2種も見落としが
あることが判明。ラッキー!
10時02分 30、トウネン 全部ハマシギに見えたが、よく見ると体が小さく
くちばしが短いのが一羽いる。

10時11分 31、ミユビシギ ”けんけん”していたのでケガしているのかなと
思い、とりあえず撮っておいたのがこの写真。折り曲げた脚に指が3本見える。

10時12分 32、ハクセキレイ 「何しているの?」と見つめられた

止んでいた雨が降り出したので車に戻り、次の目的地「仏沼」に向かった。
続く