竜泊ラインの外ヶ浜ゲート横で今日4回目の休憩を10分間取り再スタートした。
「あと1時間位でゴールだ!」の掛け声に走り出した3人だったが、道が大きく
右に曲がっている所で待っていた。そこは小道が真っすぐ竜飛崎に向かっている
ポイントで、どちらに行くか迷っていたのだ。Nanaが「父ちゃん、どっち行くの?」
「当然、真っすぐ近道だ」と皆で歩き出した。
午前11時29分 竜飛崎が真正面に見える 灯台が近くに見え目測で
約1km位と判断し、「あと15分位だ」の声に皆のテンションが上がる。
この先、道が白いバンの先で左に大きく曲がっていたので近道のガケ下りを選択した。

11時42分 ルートチェックしに先に下りる。斜度は35度以上ありそうだ。
スキーだったらかなりの急斜面で、真っ逆さまに落ちる感じだ。斜面の最後に水路が
ないことを確認して皆に下りるように叫ぶ。トップはNana。MIYUちゃん、JUJU、HG
が続く。

下りてからNanaが「あ〜あ、楽しかったー」。HGは「あ〜あ、怖かったー。ちゃんと
した道、行こう」
11時58分 ガケを下り所は青函トンネル記念館の横だった。そこから展望台
へ続く遊歩道を進む。

写真の左上に展望台が写っているが、周りには雑草が生え荒れ果て、見学者は来て
いないようだ。
12時11分 有名な、石川さゆり「津軽海峡冬景色」石碑前。石碑にある
赤いボタンを押すと、「津軽海峡冬景色」の曲が2番からかかる。

12時13分 日本でたった一つ「階段国道」の登り切った所。

12時20分 ゴール! 津軽海峡の向こうに北海道がうっすら見える。ゴール
手前の最後の階段が、6時間以上歩いている我らにはきつかった。JUJU君は、
四つん這いで休み休み上りこの表情。そして、「もう歩かなくていいの?」
「ここがゴールだから、オ・ワ・リだよ」と言っても、JUJU君、残エネルギー
がゼロらしく返事もなかった。

12時23分 「さあ飯食いに行くぞ!」の声にJUJU君、シャキーン。

12時31分 竜飛埼灯台

この後、昼食を食べに下の方に見えた「レストハウス竜飛」に向う。残りエネルギー
ゼロのはずのJUJU君、「昼飯」と聞き下り坂を走り出した。
続く