洞窟トンネルを抜けて少し歩くと川があった。滝から流れてくる川だ。
8時0分 「川だ!」とはしゃぐnana 「渡れるの?」と心配そうなjuju

先に渡ったnanaが「母ちゃん!ガンバレ!」

nanaが見つめる先にjujuが。川中の石の上で立ち止まっている。

「juju、飛ぶんだ!」

8時2分 滝の前でガッチリ!

前にここに来たのは、1回目の青森県一周の時、平成10年6月21日だった。そのと
きは、この滝の横に踏み跡のある小道があったので、そこを上って道に出た。とこらが
今回、その道らしきものがなかったので、浜に下りてコンブ拾いをしている人に道を聞
いた。すると、「あら、このさぎもっといげば、こんぶほしてるこやあるすけ、
そのあだりにのぼるどごある」と教えてくれた。
8時4分 コンブ小屋を目指して歩き始める

コンブ小屋はあったが上る小道がない。戻ろうかもっと先に行くか迷ったが、時間と
距離のロスが大きいので前に進むことにした。先に浜伝いに行けるかどうかルートを
確認しに行った。潮が引いて何とか歩けそうなので、皆に声をかけた。
8時19分 「そこ渡ってこっちに来てー!」「えーっ、怖い!」
潮吹き穴から吹き上がった海水で虹がかかる。しかしそんなものを見ている余裕は
ない。

穴に落ちたら一巻の終わりなので、サポートに行く。「潮が引いた時渡れ!」と手を差し
伸べる。nana&jujuが渡るが、HGが「私、怖ーい」と中々足が動かない。潮が引いても
ぐずぐずしているので、すぐ波が押し寄せるのだ。手を差し伸べて「今だ!」と声をかけ、
ようやく手を引き寄せ渡った。「もう戻ろう」泣きそうな顔のHGだったが、前に進むこと
にした。
8時22分 jujuが「どこ行けばいいの?」 「海側!」

この後磯伝いに行けなくなったので崖を上ることにした。
次回に続く