平成27年5月24日 下見のため現場に行った



建築後15〜20年くらい経っているとのことだった。土台下の束石が崩れ落ちてデッキを
半分くらいに切断したとのこと。残っているデッキは腐食が激しくデッキ上に上がれる
状態ではなかった。
8月17日 鳥見台も腐食していて危険なので撤去することになったので再度下見に行った。

8月24日 デッキ解体工事に入る

解体材を撤去する

8月25日 束石を埋める穴を掘る作業が始まる

木の根が多く中々の難工事 ちょいと一服休み

鳥見台を屋内から見たところ とても危険だ

8月27日 鳥見台撤去工事

束石の埋め込み

マキ小屋の新築 サービス工事として施工。大工手間は織笠工務店、木材は織笠工務店と
中吉製材所の無償提供。

鳥見台撤去部の修復 腐朽部の板を取り除き新しい青森スギ板を張り屋外用木材保護塗料
キシラデコール(#111ウオルナット色)を塗る

ドアを撤去して押し開きの窓を設置 腰板(窓下の板)を張るところに、大工さんの
こだわりを感じる

9月9日 デッキ組み立て工事始まる

9月11日 デッキ完成


取り壊したデッキは天然青森ひばで作られていたが、デッキに屋根が無く雨ざらし
だったのと、森の中で日が余り差し込まなく木材が乾燥しないで長い間湿潤状態
だった為、耐久性日本一のさすがの青森ヒバでも腐朽してしまったのだ。
今回は、オーナーが「もう腐らないデッキを」という希望だったので、アルミの
構造部材と樹脂と木粉を合成した人工木材のデッキ材で作りました。手触り・見た目
に木質感があり、板張りの別荘と森に調和した出来栄えになり、お施主様にも御満足
して頂けたようです。
どうもありがとうございました。
無垢の木材にこだわる私としては、ちょいと残念な選択でしたが「適材適所」ということで人工木材を使いました。先日発表された新国立競技場には、木材と鉄を合体して作る「ハイテクウッド」が多用されるそうですよ。
「落ち」を考えても中々浮かんできません。せいぜい、ワカサギ釣りに行って氷が割れて落ち、浮かび上がれなくならないように気をつけます。