野鳥研究家の宮さんが、夕焼けを背景にした鳥の写真を撮っていた。打ち合わせもし
ていないのに、これだけ朝に夕に会うということは、毎日小川原湖に来ているからだ。
さすが、「365日鳥男」だ。脱帽!その宮さんに、「コジュリンがあそこで鳴いているから
行ってみよう」と誘われる。行くと、50m位先のゴマ粒のように点を指して「ほら、あそこ」
と言う。300mmの望遠ではムリなので、SX60を三脚にセッティングしていたら、コジュ
リンちゃん、待ちきれないのかどっかに飛んで行っちゃいました。
宮さんと別れてがっくりして帰る途中、薄暗い田んぼに白いものが見えた。
双眼鏡で覗くと、美脚のセイタカシギだ。2年ぶりの再会だ。
セイタカシギ チドリ目セイタカシギ科 L37cm


近くにアオアシシギもいた

アオアシシギだと思って撮った写真を、事務所で見てみたらなんと脚が赤い。
図鑑で調べると、脚が赤いのはツルシギかアカアシシギ。後日、宮さんに鑑定してもらうと
アカアシシギとのことでした。
アカアシシギ チドリ目シギ科 L28cm

アカアシシギは、旅鳥としてまれに!渡来し、太平洋側の休耕田・湖沼などで見られる。
水辺で、昆虫等を採餌する。くちばしは赤く先が黒い。白いアイリングと赤い脚が特徴だ。
初見初撮は、今シーズン6種目。目標の150種までは、後20種。あ〜あ、先が長い。
尚、鳥の説明は「青森の野鳥」東奥日報社刊を参考にしています。