
じっくり構えて写真を撮ろうと、事務所前の丸太に腰掛けた。

カメラを持ち、飛んでいるコチドリを見上げると、旋回しながら降りてくるではないか。
そして、なんと目の前8m位のところに着地。
着地するなり、カメラ目線で「こっち撮り」と催促しているようだ。

「横顔もしっかり撮ってね」。ハイ!撮りましたよ。

チドリ類は、てっきり海岸、湖岸など水辺に生息する鳥だと思っていたので、工場に
降り立ったことが不思議に思えた。野鳥研究家の宮さんにそのことを話すと、
「それあ、巣を作る場所を探していたんだ。コチドリは、このような石から(小石が
多い所)の所に巣を作るんだよ」と教えてくれた。
奇跡の遭遇!と思ったが、そうゆうことだったのか、コチドリ君。