6月26日(日) 三沢漁港で2種類しか見られなかったので、海岸に行ったら何かいると思い
国道338号線を北上して淋代のミス・ビートル号記念公園に行った。海岸に出てもいたのは
ウミネコだけ。このまま帰るわけにいかないので、砂防林に行く。アカゲラの鳴き声が聞こえて
来たので林の中を探したら、ようやく見つけた。
18、アカゲラ 8時43分

砂防林から海の方を見たら我が家のコゲラたちがキャッチボールをしていた。

この広い海と砂防林で1種だけとは淋しかったが、ここは淋代なので我慢しろ。
次の目的地の仏沼に向かった。仏沼で勝負だ!と気合が入る。

広い葦原からオオセッカの「チュピチュピチュピ」とさえずりが聞こえ鳴き上がり
もあちらこちらで見える。飛び上がったのが近くに止まった。ラッキー!。
19、オオセッカ 9時18分

いろんなさえずりが聞こえたが、私はまださえずりで鳥種がわからないので双眼鏡で
ヨシ原をよく見てもオオセッカ以外発見できず。仏沼に私を助けてくれる
仏様はいなかった。ここを諦めて、昨年シギ・チドリ類が沢山いたむつ小川原漁港に
向かう。待っていろよ!シギ・チドリたち。出迎えてくれたのはハシブトガラス。
20、ハシブトガラス 10時6分

昨年シギ・チドリ類がいた鷹架沼河口の砂礫地を探すが鳥っこ1羽もいない!
空を飛ぶのはミサゴかと思い写真を撮るが皆トビ。落胆して帰ろうとしたら
草むらから「ピュルピュル」とさえずりが聞こえた。ヒバリちゃんだ。
21、ヒバリ 10時21分

予定ではここで引き返すことにしていたが、尾駮沼河口にいたハクチョウを思い出し
「いてくれ〜、頼む」と尾駮に向かった。いました。向こう岸の方に。
22、オオハクチョウ 10時46分

尾駮橋から上流を見ると遠くに黒い鳥が見えた。
23、カワウ 10時57分

撮り直し 東北町土場川 3時39分

尾駮から小川原湖に向かう。
24、オオバン 内沼 11時20分

中志から湖岸道を進む
25、コブハクチョウ 11時58分

26、カワラヒワ 12時

27、スズガモ 七戸川 12時25分

花切川は朝のうちに一周したし、残るは防風林だ。七戸川側の端から見ていくが
鳥のさえずりも鳥影も見えない。田んぼ脇の草が生い茂った狭い道路を走る。
伸びた草が新車のレッドエックスちゃんに当たり、障害物接近センサーが「ピーピー」
鳴る。「あ〜あ、来なきゃよかった」と後悔する。戻れないので進むしかない。
防風林の最後に近づいた頃、草むらから大きな鳥が飛び立った。慌ててカメラを出すが
間に合わなかった。地面にいたということは、何かを食べていたと思い飛び立った辺り
を見ると小さめの鳥がちょこんと立っていた。トビ?と思ったが、ノスリの幼鳥だ!
28、ノスリ(幼鳥) 14時30分

さすがに猛禽類。カメラを向けたら威嚇するしぐさをした。
巣立ちをしたばかりでまだ飛ぶのに自信がないのか立ち尽くしたままだ。
上空を親ノスリが「ピーピー」と警戒音を発しながら旋回していた。

そして車の近くの木に止まった。

飛び立たないのは怪我でもしているのかもしれないと思い車から降りると、
ドアの音に驚いたのか草むらに「頭かくして尻隠さず」状態になった。

30種まであと2種。ノスリばかり見ていられないので、もう一度花切川に出る。
29、カイツブリ 15時13分

昨年ホシハジロがいた土場川に移動。何もいない。寺沢橋まで行きUターンして
戻る途中キジバトが飛んできて電線に止まってくれた。
30、キジバト 15時35分

来るときは見えなかったオシドリがファミリーでいた。
31、オシドリ 15時46分

土場川からの帰り、湖畔橋からスズガモの群れを撮る。帰ってからトリミングしたら
キンクロハジロが写っていた。
32、キンクロハジロ 16時17分

朝来た大桟橋をもう一度チェック。スズメが「チェックチェック」と鳴いていたが
いくら見回しても初見なし。スタートの小川原湖キャンプ場(東北町側)に戻る。
17時まで30分くらい時間があったのでキャンプ場をうろつきまわるが初見無し。
夕方5時のチャイムが鳴り終了。第1回の36種までも届かず残念ながら32種と
最低記録で終わった。原因は、時期が遅すぎた(シギ・チドリ類が旅立ったあと)のと
風が強く雨が降りそうな不安定な天気のせいだったのではと考え、自分の力量不足
は棚に上げて置かせて下さい。
12時間鳥見に集中したのでグッタリ疲れたが、数に挑戦するというのが結構
楽しかったので冬鳥が来る秋に「秋バージョン」でまたやってみるつもりです。
一人では淋しいので誰か参加者を募ります。待ってます。