6月28日(日)午前6時59分


野鳥研究家の宮彰男さんに見てもらったところ、前日(27日)に私の知人の妹(和田市)
の庭で発見されたフルマカモメと同じだということでした。かなり近くの距離なのに、
逃げようともせずに弱っているように見えた。
フルマカモメ ミズナギドリ目 ミズナギドリ科 L45〜50cm
ミズナギドリは、北太平洋・北大西洋の島々の岸壁で繁殖し、冬は南下して越冬。
日本では、北海道から銚子沖洋上で見られる。殆ど飛翔していると言うことだが、疲れ
ないものかと、つい心配してしまう。くちばしの元の方にある突起物は、塩分を含んだ
えさを食べた後に、塩分を吐き出す穴だそうです。これは、ミズナギドリ類の特徴の
ようです。(宮彰男さん談)
翌日(29日)の朝、まだ何か海鳥が来ていないかと小川原湖を見て廻った。
すると小川原湖キャンプ場前の湖岸で鳥の死骸を見つけた。

宮さんに見てもらったところ、フルマカモメらしいとのことでした。
きっと、28日に見た弱っていたフルマちゃんでしょう。
珍しいフルマカモメの骨格標本を作ろうと考えて、死骸を持ち帰り冷蔵庫に入れて保存
していたが、かなり難しそうなので(やれそうだけど時間が無い)小川原湖湖岸に埋葬
した。何年かしたら、掘り起こしてみようと考えている。ひょっとして、骨だけが
残っているかもしれない。可哀そうなフルマちゃんに合掌。