両岸に大物狙いの釣り人が居る中、川の中央辺りのコウホネ(河骨 スイレン科コウホネ属)
の大きい葉を掻き分けるよう水しぶきを上げて、のた打ち回る何かがいた。
水しぶきが上がるたびに釣り人から、ため息がもれる。
望遠レンズがようやく一部を捉えた。

コイの背びれか?コウホネの葉と比べると、大きさは60〜70cmはありそうだ。
釣り人が興奮するのも無理はない。
コイはいても鳥っこがいない。
レンズにキャップをして帰る途中、オオヨシキリのギョギョシ ギョギョシのうるさい
さえずりの中にチチピーと小さなさえずりが聞こえた。
ヨシ原の中を探すと初めて見る鳥 ホウアカです。
ホウアカ スズメ目ホオジロ科 L16cm



先日のコムクドリのほう紅が濃いと思ったが、ホウアカは名前の通りチークが濃い!
でも胸のフリルのような模様がカワイイし、さえずりがうるさくないのも良い。
昨日の夕方花切川をチェックしていると、木陰に大きな波紋と黒い生き物が
消えていった。
鳥ではない! 黒くて大きなもの・・・クマか?
慌てて車から降りて、泳ぐクマのスクープ写真か?
すると遠くから「こっちだ」と呼ぶ声がする。
川を見るとボールをくわえたクマではなく、クマの様なイヌでした。
それにしてもクマに似ている。

川には、鳥だけじゃなくコイもイヌもいます。